スパイスのガラムマサラってカレー粉と違うの?!

スパイスカレーに使われるガラムマサラって、カレー粉と違うの?って思ったことはありませんか?単にガラムマサラと書かれたスパイスが売られてるのをよく見かけますよね?でもそれだけではカレーにはなりません。

1.ガラムマサラとは

ガラムマサラは、インドを代表するミックススパイスで、通常3~10種類のスパイスを配合して作ります。スパイスの配合に決まりはありませんが、主にブラックペッパー、カルダモン、コリアンダー、クミン、シナモン、クローブ、ナツメッグなどが用いられ、チリーペッパーを加えてさらに辛みを高める場合もあります。

ガラムマサラは地域や、家庭によって、さまざまなレシピがあります。ここでは北部インドの基本的な材料を紹介したいと思います。

  • シナモン
  • クミン
  • カルダモン
  • ブラックペパー
  • クローブ
  • メース
  • ローレル

この組み合わせが、だいたいの基本になると思って下さい。もちろんそれぞれの分量を含めたバリエーションは無限にあります。カルダモンがグリーンかブラックかの違いや、メースの代わりにナツメグを使うこともあります。なので本当に家庭それぞれの味なんですよね!

日本で言うならば、味噌や醤油に近いものがあります。自分の家のみそ汁と、他でいただくみそ汁の味の違いに気づくことがありますよね。母から教わったレシピだということもありますが、味噌が違うことがその理由だったりします。味噌は日本中に何種類あるかわかりません。本当に家庭ごとに違っています。

また醤油についても北から南までいろんな味があります。同じお刺身を食べるにも、甘い醤油や辛い醤油、濃口醤油に薄口醤油と地域や家庭でこだわりがあります。九州に遊び行ったときにいただいたお刺身ですが、あまりに醤油が甘くて驚いた記憶があります。

このガラムマサラもインドでは、それぞれの家庭で代々伝わってきたもので、その配合は無限のバリエーションを持っています。上に示した北部インドでのガラムマサラはほんの一例なので、好みで足したり引いたりアレンジしていくのが本来のガラムマサラの姿です!

何となくガラムマサラのことがわかってきましたか?そして勘の良い方は気づいていると思います。ガラムマサラの材料に、あのカレーに必須のスパイス「コリアンダー」がありません。

2.ガラムマサラとカレー粉の違い

ガラムマサラに使うスパイスを見ると、カレー粉にも入っているスパイスばかりです。いったい何がどう違うのでしょうか。決定的な違いとして言えるのは、色づけのスパイス 「ターメリック」 の使用有無でしょう。

カレー粉には、 「ターメリック」 が使用されますが、ガラムマサラには使用されません。
「カレー粉」 が香り・色・辛みのバランスのとれたミックススパイスであるのに対して、「ガラムマサラ」 は、香りづけや辛みづけに活躍するミックススパイスなのです。

もうひとつ先ほども勘の良い方が気づいた、ガラムマサラにはコリアンダーが入っていません。つまり、ガラムマサラにコリアンダーを入れると、味と香りが一気にカレーっぽくなるのです。

残るもう一つの要素は、辛みです。これは唐辛子類を使うことでいくらでも辛みを出すことができます。

ガラムマサラからカレー粉に近づける作業を通して、ガラムマサラとカレー粉の違いを確認してきました。ガラムマサラはカレー粉の原料になりますが、カレー粉はガラムマサラの原料にはなりません。通常、カレー粉のほうが使うスパイスが多いのです。ガラムマサラの多くて10種類に対して、本格的なカレー粉は20種類とか30種類とかいう数になってきます。

「カレー粉」 「ガラムマサラ」 もカレーだけではなく、様々な料理の風味づけにも活躍します。
カレー粉を使えば、どなたにも親しまれる 「カレー味」 に、ガラムマサラを使えば、カレーとはひと味違った本場インドのスパイシーな風味を楽しむことができます。お好みに合わせて色んなお料理にバリエーションを増やせますよ。

まとめ

いかがですか?あなたもスパイスのこともっと知りたくありませんか?
自分で勉強してスパイスのプロになっていいこといっぱい増やしましょう^^

 

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