九星気学傾斜法で導き出せる内面の性格と適職

九星気学は聞いたことはあるけど、傾斜法って？と、思いませんか？

今回は、その九星気学による傾斜法から導く、内面の性格と適職をご紹介したいと思います。

ぜひ参考にして、自分の本当の性格や適職を知って、人生を豊かにしてくださいね。

九星気学の傾斜は仕事運にどう影響するのか?

九星気学における傾斜とは、生年月日から導き出されるもので、自分の内面や隠れた性質を表します。

傾斜が仕事の適性や運勢に与える影響は、本命星や月命星から読み解く表面の性質だけで、腑に落ちない部分がこの傾斜に現れますので「なるほど、そうだったのか！」と気づきます。

気づくと「全く適性に合ってない仕事をしてるな～」とか、「本来の自分が出せてないな～」とかわかると思います。

自分の傾斜の星と寄り添うことで、生きやすくなる人は少なくありません。

仕事選びに活かせる！傾斜の活用ポイントは、まず自分の内面を知ることです。

知ったうえで、どんな仕事が向いているのか、下記の「九星気学傾斜法でみる適職」で記してますので、参考にしてみてくださいね。

ご自身の傾斜を知るまでの流れ

ご自身の傾斜を知るまでの流れをご紹介します。

• 本命星を知る
• 月命を知る
• 本命星と月命星からみる傾斜

では、詳しく見ていきましょう。

本命星を知る

本命星は自分が生まれた年で割り出される星のことで、主に性格や運勢がわかります。

早生まれの人(1月1日から2月3日前後)は前年で判断します。

なぜなら、九星気学では、旧暦を用いていますので、春の初めとされる“立春”が、一年の始まりの日となるからです。

たとえば、1965年に生まれた人の場合。

この年の立春は2月4日ですので、この年の1月1日から2月3日に生まれた人は1964年が本命星になります。

ご自身で立春を調べていただく必要があるのですが、立春は年によって日付が違うので、気を付けてくださいね。

あなたの本命星は？下記を参考に探してみてください。

月命星を知る

月命星は、自分が生まれた日にちから割り出される星のことで、主に精神面がわかります。

本命星と合わせて月命星がわかれば、傾斜宮が導き出されます。

あなたの月命星は？下記を参考に探してみてください。

生年の節入り日は先ほどもありましたが、立春（平均2月3日）ですが、生月はそれが当然ながら12回あります。

下記は、全ての暦上の平均節入り日です。

生年同様、ご自身で節入りを調べていただく必要があります。

この節入り日がその前後に生まれた人にとっては大切になってきます。

大切なことですので、節入りを記しておきますね。

節入り日	節気
2月4日～	立春（りっしゅん）
3月6日～	啓蟄（けいちつ）
4月5日～	清明（せいめい）
5月6日～	立夏（りっか）
6月6日～	芒種（ぼうしゅ）
7月7日～	小暑（しょうしょ）
8月8日～	立秋（りっしゅう）
9月8日～	白露（はくろ）
10月9日～	寒露（かんろ）
11月8日～	立冬（りっとう）
12月8日～	大雪（だいせつ）
1月6日～	小寒（しょうかん）

	本命星	本命星	本命星
生まれ月	一白水星 四緑木星 七赤金星	二黒土星 五黄土星 八白土星	三碧木星 六白金星 九紫火星
1月	九紫火星	三碧木星	六白金星
2月	八白土星	二黒土星	五黄土星
3月	七赤金星	一白水星	四緑木星
4月	六白金星	九紫火星	三碧木星
5月	五黄土星	八白土星	二黒土星
6月	四緑木星	七赤金星	一白水星
7月	三碧木星	六白金星	九紫火星
8月	二黒土星	五黄土星	八白土星
9月	一白水星	四緑木星	七赤金星
10月	九紫火星	三碧木星	六白金星
11月	八白土星	二黒土星	五黄土星
12月	七赤金星	一白水星	四緑木星

本命星と月命星を知れば傾斜がわかる

傾斜とは読んで字のごとく、ある位置に傾くことから出た言葉で、正式には易で用いる八卦（はっか）の、乾（けん）・兌（だ）・離（り）・震（しん）・巽（そん）・坎（かん）・艮（ごん）・坤（こん）に宮を付けて読みます。

例えば、昭和48年4月6日生まれの人で見てみる（月命星を知る）と、本命星（生年九星）は、九紫火星で、月命星（生月九星）が、三碧木星になりますよね。

上記図のように自分の月命星（三碧木星）を真ん中（中宮）に置き、生年九星（九紫火星）を見ると、南西に位置する坤宮傾斜がこの人の傾斜となります。

本命星と月命星が同じ人は、月盤の中宮に本命星が位置するので、そのままでは8つの傾斜宮に当てはまりません。

ですので、中宮の場合は本命星と月命星の組み合わせごとに傾斜宮が決まってきます。

そして、本命星と月命星がどちらも五黄土星の場合のみ、性別によって傾斜宮が分かれます。

わかりやすく、表にまとめましたので参考にして下さい。

本命星	月命星	九星	傾斜
一白水星	一白水星	九紫火星	離宮
二黒土星	二黒土星	六白金星	乾宮
三碧木星	三碧木星	四緑木星	巽宮
四緑木星	四緑木星	三碧木星	震宮
五黄土星（男性） 五黄土星（女性）	五黄土星（男性） 五黄土星（女性）	七赤金星 六白金星	兌宮 乾宮
六白金星	六白金星	二黒土星	坤宮
七赤金星	七赤金星	八白土星	艮宮
八白土星	八白土星	七赤金星	兌宮
九紫火星	九紫火星	一白水星	坎宮

九星気学傾斜法でみる性格の内面

九星気学傾斜法でみる性格の内面をご紹介します。

• 坎宮傾斜
• 坤宮傾斜
• 震宮傾斜
• 巽宮傾斜
• 中宮
• 乾宮傾斜
• 兌宮傾斜
• 艮宮傾斜
• 離宮傾斜

それでは、詳しく見ていきましょう。

坎宮傾斜

理知的で常に冷静沈着、細かい面に良く気づく。

情にもろく、大切な時に引いてしまう弱気な面があります。

坤宮傾斜

人に親切で奉仕的、人を育成する能力に長けて自己犠牲を惜しまない。

堅実な生活を好み、一獲千金を望まず蓄財力もあります。

震宮傾斜

常に新しい事に興味を持ち、ひとの先頭に立って積極的に行動します。

ただし根気がなく、熱しやすく冷めやすいです。

巽宮傾斜

社交的で常に人と接していないと落ち着きません。

人が知ってることは、何でも知ろうとします。争いは好みません。

中宮

周囲の和を保つための努力を惜みません。

時によっては自分本位になって、自分勝手な行動をとることがあります。

乾宮傾斜

仕事好きの働き者で理想を追求し、なかなか人に妥協しません。

几帳面で自分が納得すれば、かなり無理なことも頑張ります。

兌宮傾斜

楽天的で趣味豊富、雑学に富んでいます。

娯楽的なことに関しては、天才的な行動力で周囲の期待に応えます。

艮宮傾斜

常に前向きで、自己啓発を続けます。

今日より明日という気持ちで前進し続けるタイプで、改革の精神を大切にします。

離宮傾斜

言動が派手で目立ちますが、正義感も強くメンツや名誉を重んじます。

曲がったことを嫌いますが、地味な仕事が苦手という欠点があります。

九星気学傾斜法でみる適職

九星気学傾斜法でみる適職をご紹介します。

• 坎宮傾斜
• 坤宮傾斜
• 震宮傾斜
• 巽宮傾斜
• 中宮
• 乾宮傾斜
• 兌宮傾斜
• 艮宮傾斜
• 離宮傾斜

それでは、詳しく見ていきましょう。

坎宮傾斜

人と接しながら、自分の意見をしなやかに、人を包み込むやさしさで主張できる特徴を活かして、相手の気持ちに寄り添えるような仕事が向いてます。

カウンセラーや占い師、医療関係や法律関連などです。

坤宮傾斜

長いスパンで仕事に取り込むことに長けていますので、一つの職業、会社でじっくり力をつける仕事が向いています。

また、自分より下にいる人の育成にも向いているので、独立というよりもたくさんの中で勤める仕事がいいでしょう。

小売店や、看護師、保育士、レストラン関係などです。

震宮傾斜

共同で何かをするのが苦手なので、一人でできる仕事が向いています。

流行や情報に敏感なので、マスコミや広告代理店、ミュージシャンやタレントなど。

また、一つのことに打ち込める性質もありますので、エンジニアやジャーナリストなどもいいでしょう。

巽宮傾斜

対人交渉が得意とされますので、営業や渉外、保険会社など。

また、日本外の人たちとつながる、貿易会社や商社などもいいでしょう。

中宮

決断力が半端ない性質があり、目標に向けて徹底的に突き進みます。

そのダイナミックな視点から向いている仕事は、経営者、教師、政治家などです。

乾宮傾斜

どうしても、他者を競争相手と見てしまいます。

忍耐・決断・責任感は素晴らしいですが、団体の中などよりも一人でできる仕事が向いてると言えます。

プライド、向上心を満たしながら人のために役だてる仕事がいいでしょう。

弁護士、検事、評論家など、人に頭を下げられる仕事です。

兌宮傾斜

明るい性格とムードメーカー的な性質が特徴ですので、特に女性や子どもに関わる仕事が向いています。

衣食住に関する仕事や、人前で活躍するメディア関係など華やかな仕事もおすすめです。

また、自営業でも広い人脈に支えられて成功する可能性が高いです。

艮宮傾斜

長い時間をかけて成長する特徴を活かせる仕事が向いています。

公務員や、土木業などです。

特に長い間同じ場所で働けますので、親子代々続く事業継承を受けるといいでしょう。

離宮傾斜

強い好奇心と短期集中型ですので、この性質に合わせた仕事を選ぶと働きやすくなります。

派手好きも高じて、デザイナーやメイクアーティストなど。

画家や美容師などもいいでしょう。

九星気学で傾斜宮を知りたい方へ

九星気学で導かれる傾斜は、外面的な自分をみる本命星や月命星とは別に、内面的な自分を知ることができます。

そして、そこからわかる適職を知ることで、今、仕事のことで悩まれる人は納得するかも知れません。

もし、九星気学で傾斜にご興味があれば、下の緑ボタンをタップ(クリック)して、詳細ページをご覧くださいね。

まとめ

九星気学傾斜法で導き出せる、内面の性格と適職をご紹介しました。

九星気学では、本命星、月命星はもちろん大切ですが、この傾斜も加えることで、より一層詳しいことがわかります。

このように、いろんな角度から導き出せる九星気学で、性格や適職などを知り、自分らしく生きていきやすい道を選んでくださいね。