
今日はスープソムリエについてお話したいと思います・・・
スープソムリエとは?
一概にスープソムリエと言っても何をする人なのかよくわかりませんよね。しかしこれが奥深く、うま味の科学やスープの逸話など幅広い専門知識と応用力も備えた専門家として注目されているのがスープソムリエです。
世界で愛され文化の一つともなっているスープですが、特に海外ではいろんなスープがあります。心も体も温めるスープの知識と技術は、どんなシーンでも喜ばれみんなを笑顔にすることができます。
たとえば、ダイエットをしている人に、食べれば食べるほどいいと言われる脂肪燃焼スープ(玉ねぎ、セロリ、キャベツ、にんじん、ピーマン、トマト)これに食物繊維豊富で脂肪燃焼効果があるキノコを加えてアレンジしたり、またカラダの中から美しくするスープなどを作れるようになります。
スープのレシピ
スープの種類はさまざまで、レストランなどでは食事の初めに、食欲推進のために出される軽いスープやいろいろな食材・具材をたくさん入れて主菜となるものまであります。その味や種類は無数にあり、世界各国にはその国の食文化を用いた伝統的なスープ料理がいくつもあります。日本のスープと言えば伝統的なみそ汁ですよね。スープのいいところは、どの国でもそうですがその食材が持つ栄養を効果的にかつ無駄なく摂ることができること。また具材はもちろん、味のレパートリーがたくさんあり色々なスープを楽しめます♪
スープの基本的な作り方としては、最初に出汁(多くは肉・魚・野菜など)を作り、そこに具材を入れることで、具材の旨みやエキスがスープの味に深みを出し、美味しさへと繋がります。煮込む時間、火力、水の量、素材の量などによって、できあがる出汁の味や風味で、スープの美味しさに大きな影響を与えます。スープの味の決め手は出汁と言っても過言ではなく、また作られた出汁に加える具材や味付けによって色々なスープへと変わっていきます。色んな味を楽しむことが出来るスープ作りにチャレンジしてみてくださいね^^
スープの種類日本であれば、先ほども記述した通りみそ汁やけんちん汁、豚汁など。イタリアはミネストローネやコンソメスープ、フランスはブイヤベース、タイはれトムヤムクン、中国はフカヒレスープ、アメリカはコーンポタージュやクラムチャウダーなどがあります。どれも一度は耳にしたり、口にしたことがあるのではないでしょうか。
スープ料理は基本的に温かい物が多く、体を温める働きや天然素材から出汁を取ることで、豊富な栄養分を摂ることができます。みそ汁であれば味噌が整腸作用を手助けしてくれたり、トムヤムクンであれば辛さが発汗作用を促進し新陳代謝やダイエット効果を高める働き、ブイヤベースであれば沢山の魚介類によってビタミン・ミネラルが豊富で血液をサラサラにする効果があります。
スープにすることによって、苦手な食材や、栄養価の高い食材を美味しく食べることができます。日本で親しまれているスープとしては、ポタージュスープがあげられるのではないでしょうか。自販機を見てみれば缶飲料を始め、紙パック製のもの、粉末タイプのものなど手軽に飲むことができる製品が揃っています。トロトロとした食感は口触りが良く、コーン、ほうれん草、トマト、きのこなど豊富なバリエーションがあり、とても美味しいですよね。
ちなみに日本ではポタージュといえばこうしたとろみのあるスープを指しますが、フランスではとろみのあるものは一部のバリエーションに過ぎずこうしたスープ全般をポタージュと呼びます。
簡単ミネストローネ
残り野菜で具だくさんのスープに。野菜の種類が多い方が味に深みが出ます。
料理: 樋口秀子
撮影: 対馬一次

材料 (2人分)
- じゃがいも 1個
- にんじん 1/4本
- セロリ 1/2本
- 玉ねぎ 1/4個
- にんにく 1かけ
- スパゲティ 20g
- ホールトマトの缶詰(190g入り) 1缶
- オリーブオイル(またはサラダ油) 大さじ1
- 洋風スープの素(固形) 1個
- ローリエ 1枚
- 粉チーズ 適宜
- パセリのみじん切り 適宜
- 塩
- こしょう
熱量 217kcal(1人分)
塩分 2.1g(1人分)
作り方
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じゃがいも、にんじんは皮をむき、セロリは筋を取って玉ねぎとともに1cm角に切る。にんにくはみじん切りにする。スパゲティは長さ3~4cmに折る。
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鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら中火にしてじゃがいも、にんじん、セロリ、玉ねぎを入れて2~3分炒める。しんなりとしたらホールトマトを缶汁ごと加え、木べらでつぶしながら炒め合わせる。
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水1と1/2カップと洋風スープの素をくずしながら加え、煮立ったらアクを取り除く。ローリエとスパゲティを加え、ふたをして中火で10分ほど煮て、塩、こしょう各少々で味をととのえる。器に盛り、粉チーズをふってパセリのみじん切りを散らす。
熱量217kcal、塩分2.1g(1人分じゃがいものポタージュ
じゃがいもの自然な甘みがいきているスープ。冷たくしていただくのもおすすめです。
料理: 渡辺あきこ
撮影: 大井一範
材料 (4人分)
- じゃがいも 2個(約300g)
- 玉ねぎ 1/4個(約50g)
- 牛乳 400cc
- パセリのみじん切り 少々
- 固形スープの素 1/2個
- バター
- 塩
- こしょう
熱量 144kcal(1人分)
作り方
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じゃがいもは皮をむいて薄いいちょう切りに、玉ねぎはみじん切りにする。
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鍋にバター10gを入れて弱火で熱し、玉ねぎを入れて透き通るまで1~2分炒める。じゃがいも、水400cc、固形スープの素1/2個を加え、ふたをして、じゃがいもが煮くずれるくらいまで約15分煮る。
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スープを万能こし器などでこして鍋に戻し入れ、牛乳を加え、煮立ったら塩、こしょう各少々をふって味をととのえる。器に盛り、パセリをのせる。
(1人分144kcal、塩分1.5g)かぶのみそ汁
かぶの甘みと風味を存分にあじわって。みそ味をじんわりと含んだかぶが美味。
料理: 大庭英子
撮影: 山田広幸
材料 (4人分)
- かぶ 2個
- だし汁
- みそ
熱量 46kcal(1人分)
作り方
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かぶは茎を2cmほど残して葉を切り離し、皮をむく。縦半分に切り、さらに厚さ5mmに切る。かぶの葉は幅2cmに切る。
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鍋にだし汁4カップとかぶを入れて強火にかける。煮立ったら中火にし、ふたをして8分ほど煮る。かぶが透き通ってきたら葉を加え、再び煮立ったらみそ大さじ4を溶き入れる。さっと煮て椀に注ぐ。
(1人分46kcal、塩分1.8g)など、いろいろアレンジできるスープは朝食にピッタリです。朝、食欲がなくても栄養もありカラダが温まるので
1日元気に過ごせますよ♪
まとめ
スープの資格を取るメリット仕事や子育て、家事など忙しさが増すからこそ、手軽に栄養たっぷりのスープはとっても便利!手作りの食事を子どもに食べさせてあげたいけど、なかなかそうもいかない時も手作りスープなら作り置きもできて超便利です^^
さらに休日にも家族団らんの鍋料理などの時にも役立ちます。せっかく取得するのなら使える資格がいいですよね。健康管理の重要性やダイエットなどスープの知識は役立ちます。スープソムリエの資格を得ることで、自信を持って周りの人にもスープの素晴らしさを伝えることができます!
今流行に敏感な女性の間で人気のホームパーティーもあなただけのオリジナルスープ仕様で話題になること間違いなし!自分も楽しみながら仲間との交流ができます。だれからも愛されるスープですが、深い知識や本格的な内容を学べる場所はまだ少ないのが現状。
スープソムリエになれば、学んだ知識を応用してレッスンや講座など自宅サロン開業も可能に!週末だけのプチ起業もやりやすく、世界のスープやうま味活用の講座は珍しいので注目されること間違いなし!好きを仕事にするチャンスもぐっと増えますよ。