
親子なんだけど、何となくうまくいかないとか、どうしてわかり合えないのか?など、悩んでいませんか?
一概には言えませんが、たとえ自分の子どもでも、それぞれの生まれ持った性格や、思考などが違います。
また、自分の親ともそうですよね。
そこで、今回はそんな親子との相性について、四柱推命から読み解いてみましたので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
親子の相性は良い?悪い?四柱推命でチェック

- 相性がいい・悪いはどう判断するのか
- 命式でわかる「親子のすれ違い」の原因とは
- 相性が悪くても関係は良くできるのか
参考:干支を五行に表しています。
子 | 丑 | 寅 | 卯 | 辰 | 巳 | 午 | 未 | 申 | 酉 | 戌 | 亥 |
水 | 土 | 木 | 木 | 土 | 火 | 火 | 土 | 金 | 金 | 土 | 水 |
参考:十干を五行に表しています。
甲 木のえ | 乙 木のと | 丙 火のえ | 丁 火のと | 戊 土のえ | 己 土のと | 庚 金のえ | 辛 金のと | 壬 水のえ | 癸 水のと |
木 | 木 | 火 | 火 | 土 | 土 | 金 | 金 | 水 | 水 |
それでは、詳しく見ていきましょう。
相性がいい・悪いはどう判断するのか
四柱推命の相性のいい・悪いは、主に、日干・日支を使った五行の相生相剋の関係を用いて読み解いていきます。
五行の相生相剋の関係

命式でわかる「親子のすれ違い」の原因とは
命式でわかる「親子のすれ違い」の原因は、先ほどもありましたように「五行の相生相剋の関係」でいう、相剋の関係が原因かも知れません。
たとえば、親の五行が水だとします。
そして、子どもの五行が火であれば、水が火を消すという相剋です。
火の性質は、活発で明るく派手さや華やかさを持ち合わせ、水の性質は、状況判断に優れ社交的で面倒見が良いとされています。
一人一人の性質は素晴らしいのですが、相性となると親が子どもの情に流されやすく、たがいに打ち消しやすいと考えられるでしょう。
相性が悪くても関係は良くできるのか
相性は、おたがいが上手に付き合うために使うものです。
相剋の関係であっても、実際に表面的に仲が悪いとは限らず、自分が持っていない部分を相手が持っていると考えると、わかり合いたいと強く思うことが大切です。
とくに、親子ならなおさらですよね。
子どもと言っても年齢によりますが、少し話してわかるような年齢であれば、相性が悪いことを前提に話し合うことで、関係性は良くなると思います。
四柱推命でわかる親子のつながり方

- 生年月日から何がわかるのか
- 親子関係に影響する五行・通変星の見方
- 相性の捉え方に注意!誤解しやすいポイント
参考:四柱推命命式

それでは、詳しく見ていきましょう。
生年月日から何がわかるのか
四柱推命は、生まれた年、月、日、時間をそれぞれ4つの柱に分けます。
「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」それぞれの柱に「干支」という天干と地支の組み合わせを当てはめて鑑定を行います。
それによって、「年柱」幼少期や家系、先祖との関係、「月柱」青年期、仕事、社会性、両親との関係、「日柱」自分自身、私生活、恋愛、結婚を表し、「時柱」晩年、子供、部下、成果、健康を表します。
性質はもちろんですが、相性などもわかりますので、四柱推命を知れば人生がわかると言っても過言ではありません。
親子関係に影響する五行・通変星の見方
五行や通変星は、親子関係における役割や影響力を表し、相性やトラブルの傾向などを知る手がかりとなります。
五行による親子関係の基本的な見方

相生 | 子どもが親を慕い、親が子どもを可愛がる良好な関係を表します。 |
相剋 | 子どもの反抗や対立、トラブルが生じやすい関係を表します。 |
比和 | 価値観や考え方が似ているため、共感しやすい関係を表します。 |
通変星による親子関係の基本的な見方

自我の星 | じっくり自分の夢を叶える | スピーディに自分の夢を叶える |
表現の星 | じっくり表現する | スピーディに表現する |
財の星 | じっくり人脈を広げる | スピーディに人脈を広げる |
実行力の星 | じっくり実行する | スピーディに実行する |
知性の星 | じっくり知識活動を行う | スピーディに知識活動を行う |
正の星 → じっくり | 偏の星 → スピーディー
そもそも、正の星はじっくり取り組み、偏の星は何事もスピーディに取り組もうとするので、ここで正反対の性質が出てきます。
たとえば、劫財の子どもと、比肩の親だとすると、劫財の子どもは自我の星ですから、じっくり夢を叶えていきたいのに対して、親は比肩でこちらも自我の星ですが、のんびりされてることにイライラしてしまう傾向があります。
相性の捉え方に注意!誤解しやすいポイント
相性鑑定は、実際の鑑定で、とても興味を持ちやすいところです。
本当に知りたいことは「どう接していけばいいのか?」で、あるにもかかわらず、相性と言えば「良い・悪い」と、二極の考え方で捉える人が多いと思います。
ですが、子どもってずっと一緒にいますよね?なのに、良いか、悪いかで決めてしまうのは誤解しやすいポイントです。
相性は、良い・悪いだけを読み解くのではなく、お互いの性質を知り、活用することで、自分に必要な関係性だとわかります。
そう考えられるようになると、とても愛おしく、ありがたい存在になるでしょう。
命式をヒントに、子どもとの接し方を見直す

- 子どもの本質を知ることで変わる声かけ
- 言っても響かない」の理由が命式でわかるのか
- 「育てにくい子」ではなく「接し方のズレ」だった話
それでは、詳しく見ていきましょう。
子どもの本質を知ることで変わる声かけ
子どもの生年月日から命式を出します。

四柱推命では、日柱の干支が重要な星になります。
性格の土台・コアな本質を表し、その人に生まれながらに備わっているもの。
また「この世でこれをやりたい!」 という生まれる前に自分で決めてきたことでもあるのです。
子どもの性格、本質がわかることで、対応の仕方や声掛けが変わると思います。
「言っても響かない」の理由が命式でわかるのか
命式にある、通変星や十二運星などの星でわかることは、性格や価値観、行動パターンです。
おたがいの星によって、言葉の選び方や伝え方が響かないことがあります。
例えば、親が正官(真面目で曲がったことが大嫌い)で、子どもが食神(おおらかで楽天的)だとすると、親のことを窮屈に感じるので「言っても響かない」理由がわかりますよね。
「育てにくい子」ではなく「接し方のズレ」だった話
私にも二人の娘がいます。
同じ育て方をしてきたつもりでしたが、下の子はスムーズだったのに対して、上の子はまさに「育てにくい子」だと思っていました。
ところが、四柱推命を学ぶようになり、下の子に響いてた言葉が、上の子にはプレッシャーでしかなかったことに気づきます。
「接し方のズレ」だと初めてわかりました。
すでに大きく成長した娘たちですが、今からでも遅くないと、それぞれの特徴を尊重し、声掛けを心がけています。
もっと、早く四柱推命を学んでいれば・・・と、思った瞬間です。
自分で見てもわからないときは?プロに相談を

子どものことは悩みは尽きませんよね。
ですが、悩んでいても、なかなか自分で占うのって難しいと思います。
そんなときこそ、一人で抱え込まずに、占いのプロに相談してみることをおすすめします。
ココナラ電話占いでは、恋愛や相性に詳しい占い師が多数在籍しています。
四柱推命をはじめ、タロット・九星気学・西洋占星術など、さまざまな占術でアドバイスが受けられます。
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「ちょっと話してみたいな」という気持ちでも、気軽に利用できるのが魅力です。
不安な気持ちを整理したい方は、ぜひ一度相談してみてください。
相性の悪さを「どう活かすか」のヒントが見つかるかもしれません。
気になる方は、まずは口コミをまとめた記事をご覧ください。
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相性はゴールじゃなく、関係改善のヒント

- 良し悪しで一喜一憂しなくて大丈夫
- 命式を活かして“あなたらしい子育て”へ
- まずは「知る」ことから。小さな一歩が関係を変える
それでは、詳しく見ていきましょう。
良し悪しで一喜一憂しなくて大丈夫
相性が良いとか、悪いとかで一喜一憂しなくても大丈夫!
子どもは永遠に宝物です。
相性が悪くたって、親子なんですから、子どもを理解し、心から愛してあげると必ず子どもは応えてくれます。
命式を活かして“あなたらしい子育て”へ
ココナラでは、四柱推命の命式をPDFなどでいただける場合もあります。
私は、家族の分をいただきました。
この命式を活かして、子どものことを深く理解し、他人の真似ではなく、あなたらしい子育てを楽しんでくださいね。
まずは「知る」ことから。小さな一歩が関係を変える
ますは「知る」ことから始めてみて下さい。
四柱推命の命式で、子どもの性格や本質を知ることで、まずは、親が変わることが大切です。
驚くほど、モヤモヤしていた子どもとの関係が変わっていきます。
今までは、イライラしていたのに、子どもを観察できるようになり、冷静に対応することで子どもにも変化が表われますよ。
まとめ
四柱推命でわかる、親子の相性と“うまくいく接し方”のヒントをご紹介しました。
先ほどもありました通り、私自身、もっと子どもが幼いころに、四柱推命を知っていたら、もっと子どもを理解できたのではないかと後悔しています。
私もそうですが、親は、子どもを育てていく中で、自分が母に育てられたように育てがちです。
ですが、子どもはそれぞれ、みんな違うことに気づくことができたら、それぞれの育て方が見つかります。
子どものことを、少しでも理解できるヒントになれば嬉しく思います。